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佐々木一家のモロッコ訪問記(2026年5月) #1~青の街シャウエンで非日常体験

2026年06月15日 7:42

はじめに:モロッコの魅力を伝えたい──

はじめまして。合同会社Kompalの代表、佐々木 健登と申します。

私たちKompalは、モロッコに特化したメディア「モロッコロマン」の運営と、モロッコへの旅行客の送客を事業の柱としています。「まだ多くの日本人に知られていないモロッコの魅力を、もっと伝えたい」——その思いを原動力に、日々情報発信を続けています。先期はモロッコ協会の法人会員にも加わることができ、より多くの方とモロッコの魅力を分かち合える環境が整ってきました。

今回、モロッコ協会の本サイトに、私たち家族のリアルな旅の記録を投稿させていただくことになりました。2026年5月に実行した9日間のモロッコ周遊旅行を、3回に分けてお届けします。

  • Part1(本記事):カサブランカ → ラバト → シェフシャウエン
  • Part2:フェズ → サハラ砂漠(メルズーガ)→ ダデス
  • Part3:マラケシュ

家族旅行、乳幼児連れのモロッコ旅、リヤド泊など、リアルな体験を詰め込んだ記録です。モロッコを旅する際の参考になれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。

1歳・0歳を連れた家族4人9日間のモロッコ周遊

2026年5月、私たち家族4人でモロッコ周遊旅行をしました。カサブランカを起点に、ラバト、シェフシャウエン、フェズ、サハラ砂漠のメルズーガ、ダデスを経てマラケシュへ至る、主要都市を巡る9日間の旅です。メンバーは夫婦2人に1歳と0歳の赤ちゃんの計4人。「その年齢の子を連れてモロッコ?」と周囲には驚かれましたが、行ってしまえばなんとかなるものです。

長距離ドライブではチャイルドシートから脱出を試みる息子と、車の振動でぐっすり眠る娘という対照的なコンビを連れて、いざ出発です。

カサブランカ・ラバト:旅の幕開け

1日目はカサブランカでハッサン2世モスクを見学しました。2日目はラバトへ移動し、ハッサンタワーとトゥクトゥク観光を楽しみました。

ドライバーがサプライズで用意してくれたトゥクトゥクには、なんとルフィのシールが貼ってあり、運転手のお兄さんはワンピースの大ファンとのこと。改めて日本のアニメ人気を実感する一幕でした。ラバトはさすが首都といった感じで街はとても綺麗でした。

シェフシャウエン到着:想像を超えた「青の世界」

3日目、いよいよシェフシャウエンへ到着しました。「青の街」とは聞いていましたが、実際に路地に入ると想像以上の青さです。壁も、階段も、植木鉢まで青く塗られています。息子は不思議そうに辺りを見回していました。

街の中心部には車で乗り入れることができないため、専用駐車場でリヤドのスタッフに荷物を預け、歩いてリヤドへ向かいます。到着すると、スタッフのムスタファさんがミントティーで出迎えてくれました。甘く香るそのお茶が、長いドライブの疲れをほどよく溶かしてくれます。モロッコ滞在中、このミントティーの歓迎がいつも嬉しかったです。

日本語ガイドと歩く、夕暮れの青い路地

夕刻、日本で10年以上暮らした経験を持つ日本語ガイドのアリさんと街を巡りました。流暢な日本語でシェフシャウエンの歴史や路地の見どころ、フォトスポットを丁寧に案内してください、2児のパパでもある彼は息子とも自然に目線を合わせてよく遊んでくれました。ガイドというよりも、旧来の友人と歩くような時間でした。

朝8時の静寂:本当のシャウエンは「朝」にある

「朝8時ごろ出ると、観光客がほとんどいないからおすすめですよ」というアリさんのアドバイス通り、翌朝早起きして街へ出てみると、ほんとうに私たちだけの青い世界が広がっていました。猫だけが路地を歩き、地元のおじいさんが陽だまりで茶を飲んでいます。喧噪のない、静かな青の時間。シェフシャウエンの本当の顔は、朝にあると感じました。

プラザ近くのGreenSpaceというレストランの主人が「テラスから景色を見ていきなよ」と声をかけてくれ、屋上に上がると青い街並みが一面に広がっていました。旅の中でも指折りの絶景でした。

リヤドに戻ってからの朝食も格別で、はちみつ、アーモンドバター、薄いモロッカンクレープ、フレッシュオレンジジュース。モロッコの朝の豊かさをたっぷり味わいました。

旅を終えた今も、シェフシャウエンで過ごした時間は特別な輝きを放っています。あの青い路地に、またいつか家族で立ちたいと思っています。